ひとり会議

新しい意識をそっと伝えるブログ

アラフォーから見た「ゆとりですがなにか」

www.ntv.co.jp

 

 

「ゆとりですがなにか?」

 

ハマってしまいました。

1話目は「う〜ん?」と思ったけど

回を重ねるにつれおもしろくなってきてる!

 

展開がどんどん進んでいくので、

観てない人にあらすじを語るのは不可能。

まだ折り返しだけど、終わり方が

全く予想がつかない。

ドラマのエンディングでありがちな

「くっついてハッピーエンド」

「仕事がうまくいってハッピーエンド」

ではないことは確か。

脚本はクドカンだしね。

 

ゆとり世代ではない

アラフォー(もうすぐ35歳)から見ても

このドラマは刺さるものがある。

6話まで見ての、

もやもやしたところを書いてみました。

完結したらまた違う感想をもつかもしれません。

 

まずゆとり世代を簡単に復習。

 

一般的にゆとり世代とは1987年生まれから1993年生まれを指す。

つめこみ教育からの脱却として、

教育にゆとりを取り入れた。

有名な(?)ネタのひとつに

円周率を3.14から3と習う

がありましたね。

しかしその後、国は一転し

ゆとり教育は間違いだった」として

「脱ゆとり」を目指すこととなった。

そうして、ゆとり世代

「これだからゆとりは

なんて差別的な扱いを受けるようになった。

坂間、山路、まりぶ、茜ちゃんたちは

1987年生まれのゆとり第一世代。

 

ゆとり的言動とは何か

「これだからゆとりは」って言われる

原因について挙げてみよう。

 

・打たれ弱い

スマホ依存

コスパ重視

・出世にこだわらない

・仕事よりプライベート

こんなところでしょうか。

 

主人公たちに共感する

 

ドラマの設定では主人公たちは29歳。

肩書きはないにしても中堅ですね。

社会の荒波に揉まれ、挫折も経験しているでしょう。 

 「ゆとりですがなにか」にハマる要素として

主人公たちへの共感があります。

 

私は茜ちゃんに共感します。

サバサバした性格がいいし、

出世と結婚に悩んだり、

彼氏よりも男友達に何でも話しちゃったり、

彼氏に別れようと言われたら、

それをすぐ飲み込んじゃうところとかね。

 

一方、同じゆとり世代なのに

下の世代として出てくる

ゆとりちゃん、山岸、悦子先生

は共感できないのはなぜなのだろう?

 

ゆとり世代っていうのはやめよう

 

下の世代が使えないのは

単に社会人としての経験値がないから。

私も知らず知らず

「最近の若い者は」

って思っちゃうけど

それと同じじゃね?

 

彼らゆとり世代

ゆとりというレッテルを貼られてだけで

実は他の世代の何ら違いはないのだ。

 

そしていつもドラマを見て

ヤキモキしちゃうのが、

「肝心なことがいつも言えない」こと。

 

ゆとりちゃんガールズバーで働くのも、

山路と茜ちゃんの関係が怪しいのも、

直接はっきりと聞けば

こんなにこじれることもないだろうに。

でも、

本当に言いたいことは言えないのだ。

このドラマに限らず

現実の世界でもそうでしょ?

本音を言えるのは関係のない

「レンタルおじさん」だけ(笑)

 

ゆとり世代

他の世代の何ら違いはない。

 その証拠に

もうすぐアラフォーの自分でも

・打たれ弱い

スマホ依存

コスパ重視

・出世にこだわらない

・仕事よりプライベート

に当てはまるよ。

 

「あいつはゆとりだ」って

言ってるおじさんは

仕事よりプライベートを優先したり、

コスパを物事の判断の材料にすることが

が許せないのかな。

どっちがいいかは人それぞれだけど、

残念ながら時代はこの方向に進んでいるんだよ。