遠い所も雨の中もすべては思い通り(by星野源)
最近、ハッとさせられたことに、
これから「自分に嘘がつけない」時代になっていくという。
コンピューターなどの技術の進歩によって
いつでも、どこでも、
人とつながれるようになった。
街には監視カメラが溢れている。
そういう技術的に「嘘がつけない」もあるのだが、
今までだましだましで収めていたことが、
ほころんできて、ねじれてきて、
もはや嘘をつき通せない状態になってしまっている。
旧勢力は衰え始めているけど、
「別れかけのカップルが最後に大げんかする感じ」
だそうです。なんか納得。
でもこれは悪いことではないのです。
「できる」って思ったもの勝ちなんです。
今じゃ海外に行くのも起業するのも随分楽になりましたからね。
まさに星野源の「SUN」の歌詞ですね。
これが「2016年的」なんだそうだ。
ところで130年ほど前にできた「近代文学」は
自我と世間体のズレに悩む主人公が描かれています。
まさに自分に嘘をつきまくってる状態。
(そして小説では概ね失敗して破滅します…)
もうこういうのは未来の若者には理解できないかもしれない。
「この人たち、何でこんなことで悩んでるの??」ってなりそう。