「半分、青い。」は新しい時代の朝ドラだった
4月から欠かさず観ていた「半分、青い。」が終わった。
こんなに熱心に観た朝ドラは「あまちゃん」以来になる。
不思議なことに「半青ロス」になるというよりは、ドラマが終わったことにホッとしている自分がいる。
「半分、青い。」ってジェットコースターみたいだった。
鈴愛&律誕生、幼少時代から漫画家編、大納言(100円ショップ)編から結婚、出産。
離婚からの出戻り、センキチカフェ(実家の食堂2号店)立ち上げ。
再び上京、ひとりメーカー立ち上げから、律と「スパロウリズム」を立ち上げ、
東日本大震災、そして「そよ風ファン」(マザー)完成…。
あらすじを拾うとこんな感じの40年間。
特に出戻ってからの展開の早いこと…!
っていうか東日本大震災が起こったの、最終回の1週間前だよ?
「おいおい、収拾するんか?!」って叫んじゃったよ!
普通の人は大きな決断をするとき、悩む。
それは(自分がどうしたいよりも)家族はどう思うか、世間体的にどうなのかってことで悩む。
鈴愛の人生は一見、突拍子がない。常識もない。
人生を変えるチャンスが巡ってきたとき、躊躇せずに乗ってみちゃう。
その変わり身の早さったらすごい。
他人がどう思うかなんて関係ない。
鈴愛はいつだって自分がどうしたいかを1番に考えていた。
このドラマ、賛否両論みたいだったけど、私は鈴愛の生き方にすごく勇気をもらった。
私たちは他人がどう思うかを必要以上に気にしすぎている。
古い価値観や常識で行動することは、これから大きなチャンスを逃してしまう。
なぜなら今後は古い価値観や常識では計れない時代になるのだから。
他人軸でなく、自分軸で行動する。
そんなことが、これからますます必要になるんじゃないかと思う。
…ってなことをNHKが言うなんて、もう新しい時代にとっくに入っているのかしら。