ひとり会議

新しい意識をそっと伝えるブログ

Road to Birth④ ~「高齢」にカテゴライズされること

 

「出産への道」記録4回目です。

前回は妊娠10~11週でしたが、気がつくと現在18週…。

いわゆる安定期に入り、つわりの症状はほぼなくなりまして、ごはんがうまい。

 

だいぶ昔にこんな記事を書きました。

www.hitorikaigi.net

第三次結婚ラッシュとは「30歳を越えて焦りながらも、なんとか35歳になるまでに駆け込みで結婚した人たち」のことです。

今回は第三次結婚ラッシュに駆け込んだ人の顛末のようなものを。

35歳で結婚して、その何年後にめでたく妊娠できました。

喜んでいるのもつかの間、自動的にこの年齢だと「高齢初産婦」と言われます。

高齢出産の芸能人のニュースをよく目にするので、「高齢出産」という気持ちは全くなかったので軽くショック…。

気持ちは若者のままでも、からだは確かに昔のようにいかず、認めたくはないけど「高齢」…なんですよね。

 

高齢出産だとどのような弊害があるのでしょうか。

・流産の確率が高くなります。35歳〜39歳の流産率は約20%、40代だと約40%(全体の流産率は15%)

・子どもがダウン症である確率が高くなります。35歳だと200分の1の確率、40歳だと65分の1の確率と言われています

産婦人科では総合的な医療には対応できないので、母子に何かリスクがあれば分娩予約ができません。

小規模な産婦人科では35歳以上というだけで断られたり、予約ができても、経過が悪かったり、体調管理ができていないと大きな病院に移らないといけません。

この辺のことは全然知らなかったので産院選びは苦労しました。

 

ですから5歳年下の夫から「出生前診断を受けてほしい」と切り出されたのもごもっともな話。

出生前診断」は生まれる子どもがダウン症かどうかを診断するものです。

種類はいろいろあるのですが、今回私は「クアトロテスト(母体血清マーカー検査)」を受けてきました。

クアトロテストとは血液を採取して母体年齢と合わせて異常である確率を調べる検査です。

異常である確率は、35歳だと200分の1の確率なので、結果が200分の1よりも高ければ「陽性」、低ければ「陰性」になります。

あと、これは確率の話なので、陰性だから絶対正常ということではありません。 

運良く今回の結果は「陰性」でした。

 

しかし重要なのは「陽性」だった場合どうするのかを夫婦で話し合うことだと思います。

異常が確認できた場合、子どもをあきらめるのかという究極の選択を迫られるかもしれません。

非常に難しい問題ですが、さらに精度の高い診断を受けようにも診断期間は限られているので、その辺はほぼ即決しないといけません。

高齢だからといって気軽に受けるものではないようで、病院の方も積極的には診断を勧めていません。

 

独身のころは結婚が女のゴールだと思ってて、出産はぼんやりと30代のうちなら大丈夫だろうと勝手に思ってました。

でも妊活もそれなりにしましたし、流産も経験しました。

とはいえ、母子ともに健康であれば問題はありません!

婚活もいいけど、若いうちから健康なからだづくり(ストレスのない生活とか冷え性を改善するとか)も大切だと痛感しております。