「あかるい物撮り」を読んでブログの写真をきれいに撮ろう!
最近売れている本でずっと気になっていた本、
「あかるい物撮り」を購入しました。
ちなみに物撮りとは、「小規模な静物撮影の商業写真・映像業界における俗称。
また、ウェブサイトに掲載する物品を見栄えよく撮影すること。」
だそうです(goo国語辞典から引用)
こちらのブログでは本の紹介をすることが多くなりました。
でも本の物撮りってうまく撮れなくて、毎回頭を悩ませていました。
がんばってもなんか汚いんですよね……。
写真の用語といえば「逆光」ぐらいしか知らなかった私。
前半の「きほんの物撮り」は大変参考になりました。
まずこちらをご覧ください。
最近よくやっていた机の上に本を置いて本の写真を撮るパターン。
上の照明の光と自分の影が映ってしまうので、
毎回角度をいろいろ変えてみますが、
結局写り込んでしまいます。
そもそも少しでもカメラの角度を変えようものなら、
部屋の中にあるティッシュやらテレビのリモコンやらキンチョールやらが
映り込んでしまって生活感丸出しになってしまうので、
真上から撮ることしかできませんでした。
で、「きほんの物撮り」を読んで撮った写真がこちら。
まー、これも微妙なんですが(汗)
少なくとも本はきれいに写ってると思います。
どちらもiPhoneで撮影しています。
小奇麗に見えるコツとしては、
◎電気はつけずに、自然光を利用する(つまり撮影は日中にする!)
◎撮影場所をリビングから、ものが少ない寝室で撮影
(背景が白になったので写真が明るくなりました)
◎「光の向き」は「サイド光」にしました
(本当は「反順光」がいいそうですが、また生活感が出てしまうので…
ロールペーパーが欲しくなりますね)
写真は光の加減によって表情が変わるということが、
「あかるい物撮り」にはこと細かに書かれており分かりやすかったです。
「あかるい物撮り」の後半は
「レトルトのカレーをおいしく見せる撮り方」や
「ダイナミックな水しぶきの表現」など
プロのテクニックが、というか裏側が、これでもかと公開されています。
「ここまでやるか??」って感じなんですが、
細部にこだわればこだわるほどプロの写真に近づくのでしょう。
著者代表の写真家の池田晶紀さんは「あかるい物撮り」についてこう言っています。
自分の写真を特別に、もっと楽しく、もっとあかるく、
という思いを強く持つようになった方に、
一歩進んだ「物撮り」をおすすめしたいという思いが、
この本をつくろうと考えたきっかけです。
私も自分なりに工夫したり、アイデアをしぼったり
自分の撮った写真がよくなればなるほど、
写真を撮ることが楽しくなりました。
これからも精進します。
いまや商業カメラマンでなくても、
SNSを使っているすべての人がなんらかの物撮りをしているはずです。
そして拡散されるためには「いい写真」は必須です。
自分を一歩進めてみたいという方におすすめな本です。