ひとり会議

新しい意識をそっと伝えるブログ

Road to Birth② 〜妊娠7~9週

前回に引き続き「出産への道」記録です。 www.hitorikaigi.net 8週目に入ると一般的に妊娠3ヶ月なんですね。 よく芸能人が妊娠の発表するときって「妊娠3ヶ月」じゃないですか。 あれは赤ちゃんの心拍が確認できて、流産の可能性もグッと減るからなんですね…

フジTV「久保みねヒャダ こじらせナイト」終了に思うこと

「久保みねヒャダ こじらせナイト」が9月16日でレギュラー放送を終了するらしい。 (23日には2時間スペシャルが放送予定)。 今はまだ実感はないが「久保みねヒャダロス」になることは確実なのである。 私はもともと能町さんのコラムが好きで、そこから「久…

Road to Birth① 〜妊娠5~6週

産婦人科で渡された「Road to Birth」と題された紙には妊娠から出産までの具体的な流れと費用が書いてあった。 その下には「Welcome to Maternity World !」とも書いてあった。 ようやく「Maternity World」にウェルカムしてもらえたけれども実感はまだない…

ヨコハマトリエンナーレ2017に行ってきた

*1 トリエンナーレとは「3年に1度開かれる国際的な美術展」のことであるが、 自慢じゃないが横浜には3年前の5回目以外は全部観に行っている。 個人的には、作品もさることながら、事業としてどのくらいの規模かに注目している。 最初の開催は2001年で、それ…

面倒力は進化か退化か─Apple Musicはじめました

高校生のとき、音楽は趣味とかではなく生活の一部であった。 しかし社会人になって気がつくと音楽から遠のいていた。 それは音楽そのものより音楽情報に触れる機会が減ったからだと思う。 私にとってそれはラジオやテレビ、雑誌、そしてCDショップだった。 …

芥川賞の本はなかなか重版しない理由

久しぶりに文芸担当という奴になったのだが、 芥川賞を獲った沼田真佑さんの『影裏』が、 初回の配本はそこそこあったのものの、いくら発注しても重版分が待てど暮らせどやってこない。 割と売れているだけに残念だ。 『影裏』に対する出版社の期待の低さと…

人生の可能性を閉じて生きる─稲垣えみ子『寂しい生活』

稲垣えみ子さん、というよりも「『魂の退社』のアフロ記者の人」の方がピンと来るだろう。 元朝日新聞の記者で、3.11の原発事故をきっかけに節電をはじめ、ついには電気代が月々300円代になり(!)様々なメディアで紹介された人だ。 『魂の退社』は、節電生…

若林がキューバへ行った理由─『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

オードリーの若様こと若林正恭さん(以下「若林」)がいつの間に新刊を出していた。 その名も『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』。 何となく買って読み進めるうちに、これはとんでもなく面白いぞと気づいて、最後にはなぜか泣けてきてしまった。 …

インターネットにない情報を得ること─『多動日記』と『ストリートワイズ』

高城剛さんの『多動日記』に「ミッシングパーツ」という言葉が出てきます。 この言葉に思うことがあったのですが、個人的な気づきをブログに書いたところで、ピンと来ない人がほとんどだろうと思いつつ…書いています。 『多動日記』で興味深かったのが、例え…

まったりする旅番組が好き!─おすすめ旅番組

昔は自称「テレビっ子」だった私も、歳のせいか、時代のせいか、テレビに刺激を求めなくなりました。 家でご飯を食べるとき無音では寂しいので付けているもの、それがテレビ? 私がテレビに求めるものは、食事の邪魔にならない「まったり感」でしょうか。 気…

平日に一人でスーパー銭湯に行く幸福─pha「ひきこもらない」

いまphaさんの『ひきこもらない』を読んでいます。 pha(ファ)さんは大学を卒業して就職するも「普通の平穏な暮らしが致命的に無理」で会社を退職。 以来、職には就かず10年以上ふわふわと生きています。 とはいえ『ニートの歩き方』の他たくさんの著作があ…

「よまにゃ」と夏の文庫キャンペーン2017

今年も新潮文庫・角川文庫・集英社文庫と、夏の文庫キャンペーンが出揃いました。 近年においては特に目新しさもなく、景品はショボくなる一方で、特にワクワクするようなこともなく、積み上げられた段ボールにげんなりするだけでした。 が、今年は集英社文…

家の本棚がお店になれば?─「Usagi Books」の方向性

BASEで「Usagi Books」をつくってからもう2ヶ月ほどになります。 おかげさまで一定数のPVはあるのですが、お買い上げには至らず…。 個人で、片手間にやっているものなのでこんなものだろうとは思ってましたが、どうせやるなら少しでも売れてほしい。 本のペ…

再販制度が壊れた後の世界─「本の未来を探す旅 ソウル」から学ぶこと

最近読んだ本が内沼晋太郎さん(編著)の「本の未来を探す旅 ソウル」。 この本、出版社からの注文書が来たときから気になっていた。 なぜって他の国の本屋事情を知る機会はあまりないじゃないですか。 「誠品書店」がある台湾なら分かるけど韓国に「本の未…

結局「多動力」とは何なのか?─「多動力」と「多動日記」

楽しみにしていた2冊の新刊のタイトルがどちらも「多動」であったのは偶然なんでしょうか。 1冊目が堀江貴文さんの「多動力」。 もう一冊が高城剛さんの「多動日記」です。 こちらは電子書籍版のみです。 タイトルは似ていますが、内容も、「多動」へのアプ…

編集部の苦悩がよくわかる─「マーマーマガジンフォーメン」と「都市を滅ぼせ」

「マーマーマガジンフォーメン3号」をようやく入手し読んでいます。 特集で中島正さんのことをはじめて知り、いても立ってもいられず「都市を滅ぼせ」を取り寄せました。 (書店から取り寄せるとかなり時間がかかる様子…。マーマーなブックス アンド ソック…

手ぶらで仕事に行くことは可能か?

運命の「通勤用かばん」を探していたらブログの更新が久しぶりになってしまいました。 かばんには持ち主のライフスタイルが表れます。 ライフスタイルが変われば、かばんも変わります。 こちらは私の「通勤用かばん」と持ち物です。 かばんは登山用のリュッ…

本屋大賞だけじゃない!書店員が注目する文学以外の賞

能町みね子さんが「本屋大賞の対象を小説以外にも広げたら結果がばらけたのでは」みたいなことを言っていて、なるほどそうだと思いました(もとのTwitterが見つけられずうる覚え)。 なぜこのようなことを能町さんが言ったかというと、今年の本屋大賞と直木…

この本、どこに置くべきか ─落合陽一「超AI時代の生存戦略」

書店には毎日たくさんの新刊が入ってきます。 中には、どこのコーナーに置いたらいいのか分からない本がありまして、 迷ったときは原則として著者の肩書きが棚の行き先になります。 例えばホリエモンの本なら教育の本だろうが、グルメの本だろうが、もともと…

自分の本屋をつくる夢が簡単に叶ってしまった

本のページを折る、本文に線を引くなどの読んだ人の「痕跡がある本」と タイトルと内容を伏せて「POPだけで買う本」を販売する 「Usagi Books」という本屋をネットで始めました。 usagibooks.thebase.in ネットショップが簡単につくれてしまう「BASE」でつく…

紙の本の可能性を探して─「Usagi Books」はじめました

西野亮廣さんの「しるし書店」をご存知でしょうか。 「しるし書店」は「店主が読んで、店主が“しるし”を入れた世界に一冊だけの本」を取り扱う古本屋さん。 ただいまクラウドファンディングで、誰もが「しるし書店」を出店できるプラットフォームづくりをし…

正社員と非正社員を分けることは差別なのか

上の図は、特集「人材不足ですが何か?」(「週刊エコノミスト」2017年4月18日号)から拝借いたしました。 2025年には多くの業種で致命的な人材不足に陥るよ、ということで、 突出している「情報通信・サービス系」はこれから成長する業種なので、慢性的な人…

最近お気に入りの5分でマインドフルネス瞑想

1ヶ月ほど前から瞑想をするようになりました。今回はその後のはなしです。 瞑想アプリはもう卒業しまして、 www.hitorikaigi.net 最近は仕事の休憩中に瞑想をすることがお気に入り。 とはいえ休憩は1時間しかありません。 休憩時間になると、すぐに休憩室に…

ある書店員が「本屋大賞2017」で思ったこと

今年も全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」が決まりました。 恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」が14回目となる本屋大賞を受賞。 「蜜蜂と遠雷」は直木賞とのダブル受賞となります。 本屋大賞は毎年新聞にも取り上げられますし、 売上につながる数少ないイベントのひと…

書店員おすすめ それでも産みたい妊娠・出産マンガ

今年に入ってからまた妊活を始めました。 でも相談する友達もいないし、親も遠くに住んでいるし、年齢のこともあるし、不安でいっぱいです。 この不安を何とかしようと、最近は妊娠・出産に関する実録マンガを読みあさっています。 マンガとしては普通に幸せ…

考えない書店は淘汰され、考えた書店だけが生き残る

社会人になって書店に勤め出したころ、休みの日に地元の書店に行きました。 小学校のころからコミックや「りぼん」を必ずここで買っており、思い出のつまった書店です。 久しぶりに見てみると、棚はスカスカ、勤め先の店では普通に平台に積んでいる売れ筋商…

「マーマーマガジン」はなぜ「まぁまぁマガジン」になったのか

3月29日に銀座EDIT TOKYOでのイベント、 服部みれいさんと忍田彩さん「まぁまぁマガジンと詩のはなし」に行ってきました。 ポエトリーリーディング(詩の朗読)がよかったです ! 詩を声で聞く(生演奏付き)とこんなにも思いが伝わるなんて。 おもしろい体…

ブログのネタに困ったときは─池上彰「書く力」を読んで

今読んでいる本はこちら。 池上彰・竹内政明の「書く力」です。 最近、「遅れてきた池上彰ブーム」が自分の中で起こっていまして、 池上さんの文章って本当にわかりやすくて読みやすいんですね(笑) 本当にあまのじゃくな性格は損しますわ…! 竹内政明さん…

【書店の噂】書店業界の合併や買収が進んでいる

「TSUTAYA」の母体であるCCCが出版社の徳間書店を買収しました。 新聞にも大きく報道され、事態の大きさが感じられます。 「TSUTAYA」のCCC、徳間書店買収を発表 :日本経済新聞 CCCは徳間書店以外にも出版社を買収しており、 連結グループ会社を…

30代になってよかったと思うこと

小さい頃、自分が大人になることを全く想像できなくて、 大人になる前に死んでしまうだろうと思ってました。 そしていつの間に大人になり、 「もうアラサーだよ」と笑っていた20代後半。 「ついに30歳になってしまった…!」と衝撃を受けた30歳のとき。 そし…